LASÉE BEAUTY MAGAZINE--下着できれいになる! 文・齋藤薫--
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提言 I 下着の女性学

ブラを毎日洗う人、ブラを毎日変えない人

今日一日つけて過ごした下着、その日のうちに洗っているだろうか。知っているようで知らない、毎日丁寧にブラを洗うことの効能を考える。

□あなたは、毎日ブラを洗いますか?
□あなたは、毎日ブラを変えますか?

「シーツは毎日、新しいものに取りかえる?」
 そんな話題になった時、ひとりひとり大きく反応が違って、とても驚いたことがある。
 1週間に一度、シーツを新しいものに変えると言った人。それに対し、"信じられない、毎日変えないの?"と驚いた人。終始黙っていた人は、きっと取りかえるサイクルが1週間を優に超えてしまうのだろう。そこに、極端に異なる個人差を見つけて、ちょっと怖くなった。日頃あまりみな口にしないから、意外に知らない、洗濯サイクルの常識。じゃあ、下着はどうなのだろうと思ったのだ。
 もちろんショーツは別。でもブラやガードルは、毎日着替えのたびに洗うのだろうか? これも意外なほどの個人差がありそうだ。
 そもそもブラは、洗い方にも多少のルールがあり、そのまま洗濯機に放りこむのはもちろんタブー。なかなか手間がかかるからこそ、毎日洗うのはちょっとしんどい。とは言え、汗をかかない季節ならまだしも、夏場は昨日つけたブラをもう一度つけるのもどうだろうと思う。
 少なくとも、一日つけたら休ませる。そしてソフトにやさしく洗う。正しい洗濯術が、ブラにとってはその"休息"になると考えてもいい。
 ちなみにブラの洗濯を毎日の日課にしている女性は、こんなことを言っていた。「ブラは、身につけるものの中でいちばん女らしいフォルムを持った一枚だから、ていねいに洗ってあげると、自分自身を慈しんでいる感じで、とっても心の癒しになる。だから自分にとってはキレイでいるための毎日の儀式みたいなものなの」と。確かにそう。今日一日つけて過ごした下着を、その日のうちにやさしく洗ってあげると、今日一日の自分に「お疲れさま」を言ってあげているようで、疲れがふっと和らいでいくよう。なるほど、ブラって女にとってはそういう特別なアイテムなのだ。だからできれば毎日......。