
35歳からのマッサージは、手の節で行う
■マッサージの道具が変わった?
昔、顔のマッサージは"自分でやってはいけない"とまで言われた。方向と方法を間違えると、シワをつくってしまいかねないからと。その真偽は不明だが、どちらにせよ、"なでるようなマッサージ"が主流だった。ひたすら肌に負担をかけてはいけない、という理由から。ところが今はどうだろう。一転、"痛キモチいい"くらいの強いマッサージが主流となっている。なぜそこまで変わったのか?
美容にはまだまだわからないことがあり、美容の常識も、未だに塗り替えられる可能性をもっている。マッサージに関しても、実は諸説あったところに、肌そのもののマッサージじゃなく、その奥の筋肉やリンパ、血管に対してのマッサージが登場し、顔がひとまわり小さくなるような引きしめ実感までが得られたことから、みんなが飛びつき、マッサージの定義と役割が一気に変化したためなのだ。
■顔がひとまわり小さくなる?
顔の筋肉にもコリがある。肩コリと同様の。とすれば、肩もみの時の親指のように、力強く押す力と、血流やリンパの流れをスムーズにする「中国のカッサマッサージ」のような"しごく力"が必要となってくる。だから力強いマッサージが新しい主流になったわけだが、当然のように使う指の部分もハッキリ変わった。以前のように指の腹を平らに使ってなでるのでは、いかにも弱い。だから、手の節を使うというのが、新しいマッサージの技。
指圧のように親指を使うのもいいが、長くした爪の親指ではどうにも具合が悪い。そこでゲンコツをつくった時の第二関節のところで肌をぐりぐりするわけだ。拳の関節の面全体を使って、円を描くようにほぐしたり、親指の関節の面でコリのポイントである小鼻の脇や眉頭の下を上下にほぐす。また口の横から耳の下に向かって押していくだけでも、実にキモチいい。人の手の使い勝手の良さに感動するはず。筋肉のコリをとり、リンパの流れを高めると、それだけで顔がキュッとひとまわり縮むよう。マッサージも目に見える即効性で選ぶ時代なのである。









