オシャレの極意、女を華奢に見せるレトロ・スタイル

アイテム24:レトロ・スタイル
■オシャレとは、すなわち自分を華奢に見せること
オシャレとは、イコール "やせて見えること"という話を以前にしたかもしれない。服を着て、むしろ太って見えたら、もうそれはオシャレじゃない。"着やせ"こそ、オシャレの極意であると。
けれども何をどう着れば、人はやせて見えるのか? そこのところはどうも曖昧なまま。そんな中で、確信をもって着やせ効果を引き出せるのが、"華奢に見えるひと技"。たとえばだけれど、繊細なドロップタイプのイヤリングは、その細さと長さとゆれ感のいずれもが、女を華奢に見せてくれる。実際に、体が細く見えるわけではもちろんないけれど、華奢なイメージだけで、女は何となくでもほっそり見えるから不思議。同様に、ピンヒールの靴も、裾がひらひらするふんわりスカートも、華奢効果のある演出はみな、それだけでオシャレに見せるのである。
■レトロ・スタイルそのものが、華奢効果
さて今シーズンのトレンドで最も注目を集めているのが、レトロ・スタイル。単なるクラシックテイストとは異なり、40年代ファッションを思わせるシルエットや素材、柄まで、本格的なレトロ服の再現となっている。
40年代と言えば、まだ映画はモノクロだったが、サイレントからトーキーへと進化して、ハリウッド映画が一気に盛り上がった時代。当時活躍したのは、グレタ・ガルボとかマレーネ・ディートリッヒ、何となくでもイメージできるだろうか。
服は女の体のラインを強調するようなカービーなシルエットで、ウエストはきちんとマークされ、ジャケットが小さいのも特徴。ヒザ丈スカートでピンヒールという、女が最も華奢に見えるバランスも忘れていない。袖も七分丈やパフスリーブなどで、腕の細さも強調されている。柄もクラシックなチェックやジャカード織、花柄などレトロな表現がいっぱい。色味も、あまり主張がなく存在をやわらかく見せる淡いサーモンピンクなど、スモーキーなパステルが目立つ。このあたりもすべてが華奢につながってくるのだ。
ともかく今シーズンの"華奢レトロ"のトレンドは、着やせ効果抜群、大人のオシャレの極意と言えるのだろう。







