
ストレスの意外な原因は、眠りすぎることにある
■"寝だめ"はできない、むしろからだに悪い?
休日は"睡眠時間の不足を補うため"にある......そう思っている人が少なからずいるはずだ。確かに、睡眠時間が3時間しかとれないと、翌日その分たっぷり眠ろうと考えるのは当然のことだし、自然な生理現象として不足した分だけぐっすりと眠れるのは確か。
けれども、1週間分の睡眠不足を週末に帳消しにしようと考えるのは、やはり少しムリがある。
人は眠れないと、ひどく不安になる。それが何日か続くと、明らかなストレスとなるのだろう。だから心が、不足している分の睡眠を要求するのだ。
ただ、医学的には、"寝だめ"は成立しないと言われる。必要以上に眠ってしまうと、翌週のバイオリズムさえ乱してしまいかねず、いつまでたってもリズムが正せないから、心もからだもバランスを崩すことになる。週末であろうとなかろうと、やっぱりその日、その夜、必要な分だけ寝るほうが、むしろからだは休まるのだろう。
第一、"寝だめ"と称して、休日ちょっと長過ぎる睡眠をとった日って、おそらく異様にからだが重く、頭がぼんやりして、そのまままた次の日の眠りに入っていくことになるのじゃないか。それは、"正しい眠り方"じゃない、何よりの証拠なのだ。
■パジャマを着つづけていると、むしろ疲れが増す不思議
そして、さらに不思議なことに、必要以上に長い時間パジャマを着つづけていると、リラックスできるどころか、これまたかえって疲労感が増してしまう。おそらくは、からだがシャキッと目覚めるチャンスを与えないからである。家の中にいても、身に着けるものの影響は思いのほか大きく、パジャマを着たままでは、心身ともにくすんでしまう。乱れた暮らしは、人を老けさせるのだ。
だからそれを、宅配便が来たらちゃんと出られるようなきれいな部屋着に着替えるだけで、逆にからだの疲れもとれるのだ。からだ中の細胞がしゃんとするからだろう。
家にいる時も、それなりにきちんとしておくことは、意外だけれど心とからだの疲労をとり、生き生きさせ、もうひとつのエイジングケアとなることを覚えておきたい。









